学校の階段!?

第2章  用務員は凄い人

 疾風の如く消え去った二人は疾風の如く帰ってきた。

明日からは通常の授業が始まるというのに、二人は即布団に向かった。

「お休み〜。」

「おう、また明日〜。」


その夜、健はまた夢を見た。

いつものように誰かの声がした。



・・・。



しばらくたつと、また同じ映像だった。



「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」



 健はまた、いつもの場面で目を覚ました。

いつも通り汗でびっしょりになった健は、虚ろな頭で思った。

「…昨日より…映像がはっきりしてたような…」

気のせいだと思った。

だが、それは気のせいではなかった。



確実に、何かが進んでいく…。



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