学校の階段!?

番外編

-9-

「…って夢を見たんだ〜。」

「ほぉ〜、なかなか込み入った話だな。」

西暦200X年、大羽高校用務員室。 背の低い牛乳瓶底眼鏡の五寸健、背の高い容姿端麗青年山梨達樹、そして…。

『私、出番少ないじゃないの!!』

「し、仕方ないよ〜…」

三つ編み美少女幽霊である桐生桜儚が其処にいた。

「まぁまぁ、桜儚さん。俺なんか回想シーンだけの出演だったし…」

『…ま、いいわ。許しといてあげる。所詮健の夢だしね。』

あはは〜、と健は苦笑いした。

「でも、続きが気になるよ〜。」

『じゃあ、今日も頑張って見なさい!!』

「えっ?!!」

「そ〜そ、俺も気になるしな。」

「う〜、頑張るよぉ〜…」

健はそう言って、静かに微笑んだ。

…もしあんな世界になったら、僕は嫌だなぁ〜。だって……。


ココハドコヨリモアタタカイセカイダカラ…。



To be continued……?



前ページ<=>次ページ(トップへ戻る



序章へ戻る
トップへ戻る